塗装工事の商品価値

塗装工事の場合、最終的に手元に残るのは塗膜だけです。その塗膜に対して高い工事費用を支払うことになります。

システムバスやシステムキッチンなど、塗装以外のほかのリフォームは形が残る商品なので、うすめ過ぎということはなく、部品が欠ければ不具合が目に見えて生じるのはあたり前です。

部品の欠損とおなじうすめすぎは

でも、部品の欠損とおなじうすめすぎは、目に見えません。足場に囲まれて作業していれば、見た目にも「塗装工事」という感じになりますが、目的はあくまでも「塗膜」を作ることです。

塗膜の厚さが半分になれば、「足場」・「養生」(サッシなど塗らない部分をビニールで覆う)の費用も半分ムダにされているのと変わりなくなります。

工場のラインで、ベルトコンベアーを流せば作っていけるような、人の心が関わりにくい商品とちがい、これほど思いひとつによって商品価値が左右されるものは、ほかにはありません。

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