うすめすぎかどうか

このうすめすぎかどうかの判断は、塗ったあとでは「ほぼ不可能」になります。 うすい塗膜は、急速に塗る前の状態に逆戻りします。

トラブルの例を見ると、2・3年後あたりから「ヒビの再発」「塗膜のハガレ」「サビの発生」につながっているようです。

家で仕事した時

以前、となりと1メートルしか離れていないない家で仕事した時、そのとなりの年配風の奥さんが「どうだい、ウチはちゃんと塗れてるかい」と、半年前に塗り替えた自分の家を、自信ありげに足場の上にいた私に塗ってある感じを聞いて来たことがあります。

業者の私が見て、ていねいとまでは見えませんでしたが、確かに1階まわりは普通に塗れていました。

でも、家の人から見えない場所、つまり一番上のひさしにはサビがうっすらと発生して、木部は塗膜が張っているというより、染みこませておわりという、ほとんどツヤが見えない仕上がりだったので、それをありのままに話しました。

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